<塗装設備とは>

塗装というのは、金属・プラスチック・木材など(以後ワークと呼びます)に塗料で色を塗ることをいいます。

私たちの身の回りの殆どのものが、塗装してあります。
工業製品などは塗装をするのに、スプレーガンを使用したスプレー塗装が主ですが、
スプレーガンや塗料を供給するポンプ類を「塗装機器と」呼んでいます。



では、塗装設備とは・・・

塗装機器も塗装設備に含まれるのですが、当社が呼ぶ塗装設備とは、洗浄装置・塗装ブース・乾燥設備と搬送設備を指します。

ワークを塗装する場合 表面に油やホコリが着いていると 折角きれいに塗装しても、ムラになったりデコボコになってしまいます。ですから、塗装する前に水溶性の薬品を使いシャワーや漬け置きで洗う必要があるのです。
このワークを洗う装置を「前処理洗浄装置」といいます。人で例えるならお風呂に入って体を洗うような事です。

洗浄装置を通ったワークは、水で濡れているので乾燥させなければなりません。
その乾燥させる装置を「水切り乾燥炉」と呼びます。一般的には熱風を利用します。

いよいよ塗装です。しかし、塗装するにあたって先程も述べましたように、スプレーガンを使用します。このスプレーガンを使うと 刷毛のような塗装ムラが置きにくく早く塗れる長所がありますが、塗料をまき散らす為 周りが汚れてしまいます。また、折角ホコリを取り除いたワークですから、空気が綺麗な場所で塗装しないと意味がありません。その為、外からフィルターを通した綺麗な空気を吸い込み、飛び散る塗料を排出する部屋が必要となります。
それが「塗装ブース」なのです。(正確には、塗装ブースと塗装室に別れる)
ただし、塗料をそのままブースの外に排出してしまっては、環境汚染になってしまいますから、塗装ブースは空気だけを排出する機構になっています。塗装されたワークは次の工程に移ります。

工業製品に使われる塗料は性質上、一定温度で焼き付けないと固まらないのです。
その為の設備が「焼き付け乾燥炉」と呼ばれるもので、熱風を利用したり、遠赤外線を利用したりします。

ここで塗料を乾燥させて全ての工程が終わります。

さて、以上の工程で塗装するのですが、一日に大量のワークを塗装したり、またワーク自体が重たかったりするわけですから、人が運ぶわけにはいきません。その為にワークをつり下げたり、テーブルの上に乗せたりして、自動で搬送するものも必要となってきます。
その設備が「搬送設備」又は「コンベアー」と呼ばれるものです。

当社は、これらの塗装設備を設計から製造、現地据え付け、既存の設備がある場合には撤去まで一括して行っております。

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